「ウクレレで曲を一曲通して弾くにはどうすればいい?」「最初に覚えるのに一番簡単な曲は?」「歌詞の上にあるコードはどう読めばいい?」 いくつかのコードを弾けるようになり、それを実際の音楽にしてみたいとウズウズしているなら、ここはまさにぴったりの場所だ。このガイドでは、「コードの形をいくつか知っている」状態から、「実際に曲を最初から最後まで弾き通せた」状態へと導いていく。
まず最初に:今日の唯一の目標は
ここが勝利の瞬間だ。想像よりずっと小さなことだ。ただ一曲、最初から最後まで、一度通して聴き通すこと。それだけだ。
時間はかかるだろう。手探りの状態になるだろう。コードチェンジを間違えたり、リズムが狂ったりして、自分の指がまるで他人のもののように感じられることもあるだろう。それはごく普通のことだし、間違ったやり方をしている証拠ではない。誰しもそんな経験はあるものだ。
自転車に乗る練習のようなものだ。初めて家の前の坂道を降りる時はふらつき、少し怖いものだが、きれいに乗れる必要はない。ただ、転ばずにいられればよいのだ。ゆっくりでぎこちなくても、それは曲として成立しているのだ。
「You Are My Sunshine」を一度も止まることなく最後まで歌い通せた時のことを、今でも覚えている。歌い方はぎこちなく、音も外れていたけれど、何かがパッとつながったのだ。それまでただひたすら練習していた無秩序なコードが、突然、誰にでもわかるメロディーになった。その「目から鱗が落ちる」ような感覚こそが、私たちがここで追い求めているものだ。
失敗しても許される最初の曲の選び方
最初の曲選びさえうまくいけば、半分は成功したも同然だ。私の考えでは、初心者に最適な曲には次の3つの条件が揃っている。
- ごく簡単なコードしか使わない(=すでに押さえられる形か、すぐに覚えられる形だ)
- 安定した繰り返しのストロークなので、一行ごとに新しいリズムを探し回る必要はない
- 聞き覚えのある曲だ(だから、何かがおかしいと耳が教えてくれる)
最後のひとつが秘密兵器だ。その曲がどう聞こえるべきか分かっていれば、脳が空白を埋めてくれる。楽譜を読む前から、コードチェンジがどこで起こるか感じ取れるようになる。誰かを感心させようと、凝った曲を選ぶ必要はない。シャワーを浴びながら口ずさむような曲を選べばいい。
コードの形がまだ不安定に感じるなら、まずは5分ほどかけてウクレレの基本コードガイドを確認してから、また戻ってきてほしい。急ぐ必要はない。
コード表の読み方
この部分は、実際よりも難しく見えるだけだ。本当だ。
コード表では、コード名は歌詞のすぐ上の行に単独で記載されている。コツは極めて単純だ。コード名が単語(あるいは単語の一音節)の上に表示された瞬間に、そのコードに切り替えるのだ。そのコードをキープし、次のコード名が表示されるまで弾き続ける。
つまり、こうなる:
C F これこそが、君が歌う言葉だ
Cから始めて、「These are the words that you」の部分をストロークする。Fの下にある単語に差し掛かった瞬間に、Fに切り替える。コード名は、要するに「ここで切り替える」と教えてくれる小さな道標のようなものだ。
これがシステム全体だ。歌詞の上にあるコード名を見て、その箇所に来たら切り替える。コツをつかめば、子供の頃に単語を一語ずつ音読しなくなったのと同じように、何も考えずにこの楽譜が読めるようになる。
リズムに合わせてコードを弾く(凝ったストロークは省く)
ストロークのパターンを気にする前に、まずこれを実践してみよう。1拍ごとに、安定したダウンストロークを1回ずつ弾くだけだ。
下へ、下へ、下へ、下へ。まるで時計の針がゆっくりと刻むように。4本の弦すべてを横に撫でるように弾き、4つ数えて、コードを変え、繰り返す。それだけだ。
なぜそんなにシンプルなのか? それは、最初の段階での本当の役割は、コード進行を正確にキープすることであり、リズムで誰かを感心させることではないからだ。つまずきがちな凝ったパターンより、単調でも安定したダウンストロークの方がずっと優れている。信じてほしい、グルーヴは後からついてくるものだ。コード進行がしっかりできれば、自然と身についてくる。
つまり、曲を初めて演奏する際は、実際には2つの単純な作業が組み合わさっているのだ。正しいフォームを保ちつつ、安定したリズムでブラシを叩き下ろすことだ。
コード進行を滑らかにする
初心者が皆つまずくのは、ストロークではない。それは「間」だ。コードを切り替えようとした途端、指が次の形を探してあわてふためく間に、すべてが止まってしまう。完全な沈黙だ。誰もが経験したことだ。そして、それはこの世で最も当たり前のことだ。
解決策は主に時間と反復練習だが、上達を早めるための具体的なコツもある。指をまとめて動かすこと、固定できる指を探してそこに固定すること、ビートを早めに切り替えることだ。これらすべてを「ウクレレのコードチェンジを速くするガイド」にまとめたので、指の動きのズレが気になるようになったら、ぜひ参照してほしい。
とはいえ、今のところは、そのギャップと無理に戦おうとしないことだ。たとえ「ゆっくり」が「もどかしいほど遅い」ことを意味するとしても、スムーズに切り替えられるようになるまで、曲のテンポを落として練習するのだ。スピードとは、スムーズな切り替えを繰り返し練習して、ようやく速くなるものだ。練習は完璧を生む!
それから、本物のストロークを加えてみよう
安定したダウンストロークで曲を最後まで弾けるようになり、コードチェンジの際に大きな無音の間がなくなれば、ようやく音楽として聴かせる準備が整ったことになる。
シンプルなダウン・アップのパターンを加えるだけで、即座に弾むような響きが生まれ、シンプルなコードもまるでレコードのような音になる。ウクレレのストロークガイドでは、その作り方を段階的に解説している。コードが自然に弾けるようになってから取り入れるようにし、それ以前は控えること。新しいことは一度に一つずつだ。
歌は? それは自然と出てくるものだ
歌いながら演奏することについて、多くの初心者が戸惑うものだ。安心できる点はここだ。一度、手が自動操縦のようにコードを弾けるようになれば、声は自然とそれに加わってくるものだ。
わざわざ考えなくてもいい。すでに完璧に覚えている曲を選んだのだから(なぜそれが重要だったか分かるだろう?)、メロディーはすでに頭の中にある。弾き手の手が全神経を集中させる必要がなくなると、歌声はまるで自然に、その上に滑り込んでくる。無理に歌おうとしないことだ。歌える準備ができた時に、自然に歌えるようにしておけばいい。
本当に簡単な最初の曲、いくつか
ここでは、初めて弾くのにぴったりの、簡単で親しみやすい有名な曲をいくつか紹介する。コードの形がわかるようにコード表を掲載し、完全な楽譜へのリンクも貼っておいた。
イスラエル・カマカウィヴォオレの『オーバー・ザ・レインボー』
絶対にマスターすべき曲だ。基本的なコードの形と、一聴してわかるようなパターンで構成された、誰もがきっと耳にしたことのある名曲だ。
ブルーノ・マーズの「Count on Me」
ウクレレにぴったりな、温かく優しい曲だ。コード進行は親しみやすく、メロディーは多くの人がすでに知っているものだろう。
ジェイソン・ムラーズ「I’m Yours」
実質的にウクレレの非公式なアンセムだ。明るく繰り返される数個のコードが、曲全体を支えている。
ヴァンス・ジョイの『Riptide』
半音下へ転調した、現代のキャンプファイヤーで人気の曲だ。その大部分は、ほんの数種類のフレーズが繰り返し登場する構成になっている。
ボブ・マーリーの『Three Little Birds』
3つのコードだけで構成され、これまでに書かれた曲の中でも最も心安らぐ一曲だ。曲全体が、明るく繰り返されるような雰囲気で包まれている。
今すぐ本物の曲を選んでくれ
当社の楽曲ライブラリをぜひチェックしてほしい。それがUkuTabsが存在する唯一の理由だ。もし上記の4曲のどれにもピンと来ないなら、気に入る曲を探してみてほしい。
まずは「初心者向けウクレレ曲アーカイブ」から始めて、初心者向けの曲をたくさん探してみるのもいいし、もっと手軽に始めたいなら「3コードのウクレレ曲リスト」へ飛ぶのもいい。正直なところ、一番難しいのは曲を選んで、それを弾き通すことだ。
どんなストロークパターンを使えば、平凡な曲が本当にグルーヴ感のある曲に変わるのか知りたいか?
このガイドが、初めてのウクレレの曲を最初から最後まで弾きこなすのに役立ったなら幸いだ。練習を続けて、楽しんでほしい!初めての曲を学ぶ上でさらに情報が必要な時は、いつでも気軽に連絡してほしい。頑張って、楽しんで!