メトロノームを使った練習方法
リズムをもっと良くしたいと思っていませんか。心配はいりません。メトロノームは心強い味方です。このガイドを読めば、その理由がきっと分かります。
- メトロノームとは
- メトロノームの種類
- メトロノームの機能
- メトロノームの使い方
人前で演奏してみたいけれど、タイミングのずれが気になっていませんか。リズムをもっと良くしたいと思っていませんか。心配はいりません。メトロノームは心強い味方です。このガイドでは、メトロノームを使った練習のしかたを順番に見ていきます。
メトロノームとは
メトロノームは、音符のリズムを助けてくれる音楽用の道具です。一定の間隔で音を鳴らすことで、テンポを保つ手がかりをくれます。メトロノームを使った練習のしかたを覚えると、リズム面も技術面も短い時間で効率よく身につきます。しかもウクレレに限らず、どんな楽器の練習にも役立ちます。
メトロノームの種類
メトロノームは大きく4つに分けられます。クラシック式(アナログ式)、電子式(デジタル式)、オンライン、そしてアプリの4種類です。どれかが特別に優れているということはないので、使っていていちばん心地よいものを選べば大丈夫です。
クラシック式のメトロノーム
クラシック式のメトロノームは手動で動きます。電源も電池もいりません。しかも、あのレトロな見た目が好きだという人も多いです。安定したテンポは出せますが、正確さの点ではデジタル式にはかないません。

このタイプには逆向きの振り子と、位置を動かせる金属のおもりが付いています。おもりを振り子の上下にずらすとテンポが変わります。ゆっくりにしたいときはおもりを上へ、速くしたいときは下へ動かします。アナログ式、あるいは昔ながらのメトロノームと呼ばれることもあります。
電子式のメトロノーム
いま売られているメトロノームの多くは電子式です。電源または電池で動くデジタルのメトロノームで、楽器店に行けばすぐに手に入ります。

電子式のメトロノームの仕組みは、腕時計とよく似ています。中に水晶(クオーツ)が入っていて、非常に高い精度を保ってくれます。操作は電源のオンオフだけとシンプルです。上位モデルになると、複数の音色、細かいテンポ設定、光での表示など、練習を助けてくれる機能がいろいろ付いています。
オンラインのメトロノーム
無料で使えるものなら、UkuTabsのメトロノームがおすすめです。テンポは好きな数値に設定できますし、タップ機能で曲のBPMを調べることもできます。練習のあいだは鳴らしっぱなしにしておけば大丈夫です。Googleも検索結果に簡単なメトロノームを用意していますが、UkuTabsのものは私がウクレレの練習を前提に作りました。

メトロノームアプリ
AndroidやiOSのスマートフォンに、メトロノームアプリを入れるという手もあります。Playストアを開いて「メトロノーム」と検索するだけです。インターネットにつながっていなくても使えるアプリもありますが、機能によっては接続が必要になる場合もあります。いくつか試してみて、自分の練習にいちばん合うものを選びましょう。

メトロノームの機能
ライトの点滅
最近のメトロノームには、光で知らせる機能が付いたものがあります。音の代わりに、一定の拍でライトが点いたり消えたりします。スマートフォンのアプリなら、本体のライトを使います。演奏中にメトロノームの音が邪魔に感じるときに便利です。
音色の切り替え
壁掛け時計のカチカチという音は、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。多くのメトロノームは、これとよく似た音を使っています。ただ、機種によっては何種類かの音が用意されていて、好きな音を選べます。
カウント機能
いつものカチカチというクリック音や電子音の代わりに、数を数えてくれる機能が付いたメトロノームもあります。演奏を拍にきちんと合わせやすくなります。
タップ機能
タップ機能は、オンラインのメトロノームにもよく付いています。拍を確かめながら、練習したいテンポを決められる機能です。自分がいつもどのくらいのテンポで弾いているのか分からない人には、特に助かります。
分割機能
音楽ではリズムを理解することがとても大切で、メトロノームはそれを教えてくれます。分割機能を使うと、大きな拍を細かい単位に割って、演奏しやすくできます。
メトロノームの使い方
2つの拍のあいだの長さを表すのに、BPM(Beat Per Minute、1分あたりの拍数)という単位を使います。60 BPMなら1秒に1拍という意味です。次の練習のコツを押さえれば、メトロノームを使った練習はとても簡単です。
まずは拍を体で感じる
テンポの感覚がまだしっかりしていないなら、ウクレレはいったん置いて、メトロノームのクリックだけに集中してみてください。クリックに合わせて首を縦に振ったり、足で拍子を取ったりするのもいい方法です。こうすると体が拍を「感じる」ようになります。練習の中で数分だけやれば十分です。時間をかけるほど、その感覚が自然になじんできます。
最初のテンポはゆっくりに
メトロノームに合わせて曲を練習するときは、ゆっくり始めて少しずつ上げていきましょう。いきなり速いテンポから入っても、ゆっくり始めたときほどの成果は出ません。まずは無理なく弾けるテンポを選びます。そのテンポに慣れたら、BPMをほんの少しだけ上げます。私がウクレレで新しいフィンガーピッキングの曲を覚え始めたころ、いちばん役に立ったアドバイスがこれでした。
メトロノームは、演奏のスピードを上げていくときにも助けになります。たとえば、ある曲を100 BPMで弾きたいとします。とはいえ、いきなりそのテンポで弾けるわけではありません。まずは40から50 BPMというかなりゆっくりしたところ、あるいは自分が無理なく弾ける速さから始めます。そのテンポで困らなくなったら、たとえば5 BPMというように少しだけ上げます。これを繰り返して、目標のテンポまで少しずつ近づけていきます。
難しいリズムは細かく割る
多くのメトロノームには分割機能が付いています。たとえば60 BPMで4分音符がうまく合わないときは、メトロノームを120 BPMにして8分音符を感じてみてください。こうすれば大きなリズムを小さな単位に分けて、一つずつ覚えていけます。
簡単な練習を積み重ねる
難しい練習に手を出すより、簡単なものを選んで、1回もミスをしないつもりで練習してみてください。スケールやそのほかの技術練習の進め方も、メトロノームが少しずつ教えてくれます。
まとめ
リズムに乗って楽器を弾くのが苦手な人にとって、メトロノームはとても頼りになります。実際、プロの演奏家の中にも、いまも毎日メトロノームと練習していると話す人がいます。
このガイドでは、メトロノームの種類とそれぞれの機能、そして練習への使い方を見てきました。習うより慣れよ、です!メトロノームなしでも同じテンポで弾けるようになるまで、練習を続けてみてください。メトロノームを使ってみた感想は、ぜひコメント欄で聞かせてください。
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